猫又監督が若い頃のポジションは?名言や声優、烏養監督との関係も紹介!

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大人気バレーボール漫画『ハイキュー‼』での人気エピソード「ゴミ捨て場の決戦」。

主人公日向が所属する烏野高校と東京の音駒高校の因縁のライバルが、春高バレーで対戦を果たします。

その音駒高校を率いているのが、猫又育史(ねこまたやすふみ)監督です。

おっとりしているけど、何を考えているか読めない、常に何かを企んでいそうな雰囲気があります。

実はゴミ捨て場の決戦は、猫又監督と烏野高校の元監督、烏養一繋(うかいいっけい)と深い因縁から始まっています。

今回はハイキューの物語につながる、猫又監督の若い頃のエピソードや、名言なども紹介していきたいと思います。

猫又監督の若い頃のポジションは?昔のエピソード紹介

猫又監督は年齢は68歳で、現代では東京の音駒高校の監督をしていますが、実は宮城県出身です。

身長は169㎝と小柄で、選手の頃のポジションはセッター。レシーブ力に定評がありました。

原作マンガの33巻293話で若い頃のエピソードが描かれています。

中学生の頃に東京に引っ越して、そこからはずっと東京で暮らしていたようですね。

中学の頃は時代もあってなのか坊主でしたが、高校になってからは髪が伸びていてイケメン…。

猫背でベンチから選手を観察し、分析したうえでのプレーが得意だったようです。

猫又監督と烏養監督の出会いと関係は?

出会いと約束

猫又監督と烏養一繋監督は、中学2年生のときの練習試合で出会いました。

第一印象は「猫背」で、ベンチで静かに試合や選手を観察していた猫又監督。

コートに入ったら、ことごとく烏養監督のスパイクを読み、レシーブをします。

苛立ちを隠せない烏養監督に向かって「取り易かったよ」「ありがとう」など、煽るような言葉をかけていました。

そこから、烏養監督と猫又監督は因縁の仲となり、練習試合や地区予選のたびに対戦していたようです。

ですが結果として烏養監督は猫又監督にかなわず、いつも負けていました。

そして中学最後の大会の前に、猫又監督は東京に引っ越してしまい対戦は果たせませんでした。

高校2年の時、烏養監督は初の全国大会で猫又監督を見つけますが、お互い対戦することなく敗退。

いつか再戦を約束した二人でしたが、結局その約束が果たされることはありませんでした。

コーチとして再会、果たされる約束

やがてお互いに母校でコーチをしていることが分かり、チャンスさえあれば練習試合を組むことになります。

しかし、公式の舞台で戦うことのないまま、烏養一繋監督は体を壊して監督を引退。

烏養一繋監督の想いは孫の烏養繋心コーチに受け継がれ、全国の舞台でついに約束が果たされることになります。

それが「ゴミ捨て場の決戦」で、お互い現役の頃からの因縁があっての試合だったのです。

そのため両監督以外にも、この因縁を知っている同級生や教え子たちの多くが「ゴミ捨て場の決戦」を楽しみにしていました。

ハイキューの作品の中でも思い入れの深いであろうこの試合は、293話から325話まで続きました。

最後に、烏養コーチと猫又監督が握手を交わした時に、テレビ越しで烏養元監督がテレビ越しに握手を交わしているシーンはグッときましたね。

猫又監督の声優はだれ?

猫又監督の声優は、福田信昭さんです。

1950年生まれの長崎県出身で、劇団青年座に所属しています。

俳優としてドラマなどにも出演しているほか、声優としても活躍されています。

『TIGER&BUNNY』のアルバート・マーベリックや、『NARUTO』の秋道チョウザなどを担当されています。

猫又監督の名言紹介!

長年バレーに携わってきた猫又監督は、選手やコーチに対して様々な「気付き」をくれる存在です。

そんな若者を支える猫又監督の名言を集めてみました。

強いスパイクを打てる方が勝つんじゃないんだ ボールを落とした方が負けるんだ(4巻第33話より)

烏野高校と音駒高校の練習試合の時に、放った言葉です。

猛攻する烏野に対して、チームプレイでボールをつないで得点に結びつける音駒。

バレーにおいて、ボールを「つなぐ」という意識があるかないかで大きく力の差が生まれてきます。

レシーブ力に定評のある猫又監督だからこそ、強さの秘訣みたいなものを知っているのでしょうね。

後悔の残らない試合など知らない 少なくとも俺は それでも後悔の無い試合をしてほしいと思うし そうであるよう力を尽くすしか無いのだろな(11巻第97話より)

梟谷学園、烏野高校、音駒高校の合同練習後のバーベキューにて、武田先生に話した言葉です。

現役であった猫又監督だからこそ知っている、勝負の世界の現実ですね。

どんなに努力したって必ず後悔が残ってしまう。

それでも監督としてできる限りを尽くそう、という猫又監督の意志の強さを感じます。

一番無意味なのは「ただ」やること「考えて」「やってみて」「失敗する」はアリだよ(35巻第306話より)

リエーフがサーブを失敗してしまったときに、猫又監督がかけた言葉です。

ただ、リエーフはちゃんと相手の配置をみて、考えて打ったサーブだったので、失点してもその姿勢を評価しています。

考えたうえで挑戦してみることで、失敗したとしても得るものがあり成長につながるということを示唆しているようですね。

じゃあネットを下げればいい 最初こそまずは「できるヨロコビ」じゃないかい(36巻318話より)

これは黒尾が小学生の時、背が小さいからスパイクは打てないと言った際にかけて言葉です。

成功体験は成長の一歩。

できる喜びから始まり、それが好きになり、うまくなりたいとか極めたいとか思うようになりますよね。

「好きこそものの上手なれ~」と通りすがりながら言う猫又先生、かっこいいです…。

これをきっかけに、黒尾は急速にバレーが好きになっていくんです。

 

今回は音駒高校の猫又監督について紹介してきました。

学生の頃からずっとバレーに携わってきた猫又監督は、やはりその経験から人を動かすのが上手です。

中学の頃から培われてきた観察力で、個人個人の能力を伸ばす力があります。

そして、教え子の気持ちを本当に大事にしており、烏野高校との試合が終わった後に「ナイスゲーム」と伝えたときは胸が熱くなりました。

この監督も含めたチームの一丸となっている姿が好きなので、これからも応援したいと思います。

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