人気バレーマンガ『ハイキュー‼』に登場する、モブキャラ扱いの木下久志(きのしたひさし)。
縁下力(えんのしたちから)と成田一仁(なりたかずひと)の同級生2人と部活を逃げ出した過去を持っています。
ベンチ組であまり脚光は浴びないものの、陰ながらもチームを支えるメンバーとして今回は注目していこうと思います。
声優は誰か、好物や背番号そして将来何をしているのかも紹介していきます。
木下久志のポジションは?好物や誕生日も紹介
木下久志のポジションはウイングスパイカーです。
好物はなんと紅ショウガ。
最近の悩みはおやつはじゃがりこにするか、ジャガビーにするか、だそうです。
しょっぱいものが好きなんですかね。
誕生日は2月15日で、身長は174.7→175.8㎝になっています。
最高到達点は295㎝。
髪の色素が薄く、少し猫目。
試合に出場することがあまりなく、ベンチ組ですが腐らず熱心に応援する姿が印象的です。
自分が弱いということが分かっているからなのか、コーチから呼ばれることを恐れて目を合わさないようにしていました。
しかし、烏養コーチからは「ビビってるけどその割によく決める」と評されています。
西谷のレシーブ特訓に付き合って、サーブの精度が高くなりサーブミスも少なく、チームからも一目置かれています。
木下久志の声優は誰?
木下久志を担当されている声優は、相楽信頼(さがらのぶより)さんです。
12月3日生まれの愛知県出身で、シナリオ執筆や動画制作などを趣味でやられています。
スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー(カル・ケスティス)」等も担当されてます。
新劇や朗読などの舞台公演にも出演されており、活動の幅が広いですね。
木下久志の背番号は?
木下久志の背番号は、7番です。
実は背番号の木下久志7番と成田一仁8番は、アニメと原作で入れ替わっていることがあります。
アニメだけではなく、原作の中でも番号が変わっていることがあり、その経緯は不明です。
もともと7番だったのですが、6、7巻あたりで成田一仁の8番と入れ替わっていました。
ですが最終的には木下7番、成田8番で固定されます。
木下久志の将来は?卒業後は何をしてる?
木下久志の将来は、鉄道会社勤務です。(22歳)
日向と影山がお互いプロになって試合をする場面で、木下含む烏野OBたちが集まっています。
後に作者が26歳の時の木下久志を描いたときは、仙台交通局勤務になっていました。
交通局への就職は高卒でもできると思うので、大学に行っていたかどうかは不明です。
木下久志の名言、名場面紹介!
木下久志は、ベンチ組だからこそ脚光を浴びることはありませんでした。
その木下が活躍したのが、稲荷崎高校との試合です。
春高バレーに向けて、西谷のレシーブ練習に付き合うことにより、サーブの質が向上していきます。
最初は西谷のレシーブ練習に付き合っているつもりでしたが、西谷が自分のサーブに苦戦。
それを見た木下は、西谷が取れないサーブを打つための練習だと意識を変えていきます。
チャンスは等しくない、でも有る!
いざ、稲荷崎戦でピンチサーバーに起用されるも、緊張して委縮してしまう木下。
ですがそのときコーチから、この試合にいる選手の名前と年齢を連呼されます。
これは、相手は宇宙人でも社会人でもない、同じ高校生なんだと勇気づけるためでした。
そのおかげで木下は緊張がほぐれ、烏野の得点につながるサーブを打ちます。
勘違いしてたんだなぁ
2回目、ピンチサーバーとして起用されましたが、簡単にレシーブされ点を取られてしまいます。
その時、自分もどこかで劇的な活躍をしてヒーローになれるのではないかと勘違いしてたと落ち込んでしまいました。
スポーツでもなんでも、目覚ましい活躍をする人もいればそうでない人もいます。
圧倒的な力の差に、自分が何もできなかった悔しさとみじめさを嘆いている感じが、読んでいてすごく苦しかったです。
守護神のヒーロー
落胆する木下に代わってコートに入った西谷。
苦手なサーブに苦戦していた西谷ですが、木下との練習を思い出しレシーブ成功。
その時の木下の一声で、自身の苦手とするオーバートスも克服したようです。
木下のおかげで苦手を克服した西谷は、木下を指さしガッツポーズ。
木下も感極まり一緒にガッツポーズしています。
烏野の守護神のヒーローは、木下久志でした。
今回は、木下久志について紹介してきました。
目立った活躍はないものの、誰かを支えるヒーローとしてチームのメンバーに欠かせない存在でしたね。
作者曰く、劇的な活躍ではないからこそ、みんなが安心して過ごせる世界を支えている、だそうです。