最近娘が『しまじろうのわお!』や『こどもちゃれんじ』の動画などを見るようになりました。
たまに一緒に見ているのですが、しまじろうに登場するキャラクターが変わった?とふと気づきました。
自分が子どもの頃にみていたしまじろうに登場していたはずの、ひつじの女の子「らむりん」がいなくなっているのです。
いつ消えたのか?
消えた理由はなんだろう?
と思い、調べてみることにしました。
『しまじろう』らむりんとは?家族構成は?
ここでは、まずらむりんについてどんなキャラクターだったのか、家族構成はどうだったのか解説していきます。
らむりんってどんな子?
ひつじがモチーフのキャラクターで、頭にリボンやバンダナを身に着けている女の子です。
本名は「まきば らむりん」。
こどもちゃれんじの初期メンバーで、私は知らなかったのですが実はみみりんより先にレギュラーとなっていたようです。
おっとりしていてまじめでしっかり者。
皆をまとめたりするリーダーシップ性も持ち合わせていて、気も強いです。
なんだかみみりんとにゃっきいを足して割ったような性格をしていますね。
話が矛盾していたり嘘のような話のときは、「怪しい…」とジト目で相手に疑いの目を向けることがしばしば。
らむりんの家族は?
らむりんはお父さん(まっせい)とお母さん(ゆめこ)の3人家族です。
お父さんが有名な画家で、その影響からむりんも絵を描くことが大好き。
将来の夢は「画家になること」だったそうです。
お父さんは本の挿絵など絵を描くこと以外に、デザインや彫刻などもできるようで、その芸術性は幅広いです。
実はらむりんの家はお父さんが設計したのだとか。
お母さんは専業主婦っぽかったのですが、ピアニストという設定で、らむりんは裕福な家庭の子どもでした。
らむりんが消えた理由は?食べられた⁉
いよいよ本題のらむりんが消えた理由を調べてみました。
消えた理由①:名前に食用肉を表す「ラム」があるから
調べて初めて気づいた「らむりん」の名前の由来。
確かに、食用の羊肉を指す「らむ」が入っているのは子供向けアニメのキャラクターとして、懸念があるかもしれませんね。
子どもに「ラムってなに?」と聞かれたときに「食用の羊だよ」と説明したら、らむりんは食用の羊だと認識してしまうかもしれません。
消えた理由②:羊は子どもに馴染みのない動物だから
これも聞いたときは衝撃でした。
そんなに羊って子ども人気がないんですかね?
確かに身の回りにはいないので馴染みはないかもしれませんが…。
ひつじのショーンやサンリオのマイスウィートピアノも羊ですよね。
羊のモフモフ感が可愛くて、今だったら絶対人気出そうですけどね。
きっと降板時には羊のキャラクターも人気も少なかったのかもしれませんね。
消えた理由③:時代による家族構成の変化
らむりんが登場していたころは、母親は専業主婦が多かった時代。
ワーキングマザーが少なかったため、らむりんやしまじろうのお母さんは専業主婦として描かれていました。
ですが、時代の変化によって両親が共働きで保育園に預けたり、片親だったりする家庭も増えてきています。
そのため、らむりんと母親がバリバリ働いているにゃっきいが交代したのだとか。
ですが、らむりんのお母さんはピアニスト設定のはずで、専業主婦ではないのでは?と疑問に思ってしまいました。
ピアニストとしてどれくらい活動していたのかは不明なので、なんとも言えませんが…。
消えた理由④:ジェンダーへの配慮
みみりんもらむりんも、どちらも「女の子らしい女の子」みたいなタイプのキャラクターです。
現代のジェンダーの問題を考えると、「女の子らしい」という概念をなくしたキャラクターが必要だったのかもしれません。
消えた理由⑤:家が裕福だったから
先ほどの家族構成の変化でも述べたとおり、共働きの親が増え、母親が専業主婦で家が裕福であるキャラクターは、現代の社会ではリアリティに欠けます。
アニメを見てくれる家庭に、自分たちと重ね合わせてアニメを楽しんでほしいという思いからリアリティを追求したキャラクターに交代したという説がありました。
その観点で言えばにゃっきいの家族ははらむりんより現代の一般家庭に近い形なのかもしれません。
消えた理由⑥:しまじろうが食べた
これは、ただネット上で言われていたものです。
検索でも「らむりん 食べられた」なんて言葉が出てきて、嫌だなぁと感じました。
らむりんはいつまで?引っ越しの話
らむりんはいつまで登場していたのでしょうか?
しまじろうのアニメ開始が1993年で、らむりんが引っ越しをすることを理由に降板したのが、2012年の3月です。
『しまじろうヘソカ』第101話で「さよなららむりん」というタイトルでアニメが放送されました。
因みに、「ヘソカ」とは「へぇ~、そっか!」とテーマにしていることから、ヘソカになったそうです。
らむりんは、画家である父親の仕事の都合でフランスに引っ越してしまいます。
その時にみみりんに渡したリボンは、現在もみみりんが身に着けています。
らむりんは降板しても、長年愛されてきたキャラクターだけに、現在もその面影を残し続けていることに、愛を感じますね。
らむりんの代わりは?声優が一緒⁉
らむりんの代わりは先述していて分かったと思うのですが、にゃっきいです。
ここではにゃっきいについて、家族構成やらむりんとの共通点について紹介していきたいと思います。
らむりんの後任はにゃっきい
運動神経抜群のネコの女の子で、男勝りでハッキリとした性格をしています。
将来の夢はオリンピック選手かパティシエで、大好物はブドウ。
家族構成は、ワーキングマザーである母親ねねと、兄のにいすけ、祖母のよりこの4人暮らし。
父親は登場しておらず、仕事でちゃれんじ島にはいない、とのこと。
らむりんとは全く異なるキャラクターですが、共通点がいくつかあります。
声優が一緒
にゃっきいの声優さんは、実はらむりんの声優を務めていた杉本沙織(砂織)(さおり)さんでした。
しかし、2021年10月にうっ血性心不全で亡くなってしまい、鈴木真仁(すずきまさっみ)さんが2代目にゃっきいを務めています。
家族に関しても、らむりんの母親ゆめこを担当していた小林優子さんが、にゃっきいの祖母よりこの声を引き続き担当されています。
また、2016年に放送された「しまじろうのわお!」第195話「がんばれ!にいすけくん」ではらむりんの口癖「あやしい…」というセリフもありました。
らむりんはにゃっきいと直接的な関係はありませんが、少しつながりを感じさせる演出があります。
それもやはり20年もこどもちゃれんじで愛されてきたらむりんへの愛ですよね。
いかに惜しまれてきたか、というのが伝わってきます。
らむりんの再登場がある?
こうして降板を惜しまれ愛されてきたらむりんですが、実は再登場していたことが分かりました。
まずは、2013年のこどもちゃれんじ25周年記念オリジナルソング「きみにあえたね」のPV内。
みんな舞台上で整列している中で、一番前のみみりん、とりっぴい、にゃっきい、その隣にらむりんの姿が。
セリフ等はありませんでしたが、にゃっきいとの共演そして再登場。
まだこどもちゃれんじの仲間の一人として欠かせない存在であると認識させられます。
次に、2018年の映画「しまじろう まほうのしまのだいぼうけん」の休憩タイムのラストに登場しています。
この映画はこどもちゃれんじ30周年のアニバーサリー作品という位置づけで、しまじろうを知る人が懐かしさを感じるような演出がいくつか盛り込まれているそう。
きっとらむりんの再登場を願っていたファンは、少しでもらむりんが登場してくれたことに歓喜したことでしょう。
このように、調べてみるとらむりんは惜しまれながら降板していった愛されるキャラクターであることが分かりました。
何回か再登場も果たしているようなので、もしかしたら今後もちょっとした再登場をする可能性は高いのではないでしょうか。
娘と一緒にアニメを楽しみつつ、少し目をこらしてみようかなと思いました。
